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表現の極み

ジュリーが9年ぶりに出演の音楽劇、新作『ガウディ&ガウディ』。
大阪で大千秋楽を終え2週間以上が経ちましたが、舞台関係者、観客共に“ガウディ・ロス”継続中。
私もその一人。

今年で没後100年となるスペインの建築家アントニ・ガウティを題材に、
マキノノゾミ氏脚本・演出、ジュリーと渡辺大知さんがW主演でガウディを演じました。

ガウディといえば、3年前のさいたまスーパーアリーナでの75歳バースデーライブ、
サプライズでステージに続々登場した音楽劇のメンバーと共に、
河内音頭に詞を乗せて♪アント二・ガウディも誕生日~♪と歌っておられましたが、
まさか今回の伏線だったとは!

30年近く続けていた音楽劇を、古希を迎える前の年に終了宣言、
音楽劇がきっかけでジュリーファンとなった私は、どれだけ落ち込んだことか。。
それから9年経ち、音楽劇を復活すると聞いた時には、私の為に復活してくれたー!と、嬉しくて嬉しくて、
怒涛のスケジュールだった3月にも関わらず、EXシアター六本木に通いました。

ロック音楽劇と冠がついていますが、音楽がロックなだけでなく、
上演時間3時間がとてつもなく短く感じたほど“ロック”な作品でした。脚本といい本当に良く出来てるなぁ。。

何よりも演者の熱量、毎回手を変え品を変えのパフォーマンスに、今度はどう演じられるのか?
とワクワク。
初日開けて数日経った頃から、演奏隊もある場面でお芝居に加わるようになりました。
何とも楽しそう!普通は見られないことで、それがあまりに違和感が無くて後で気付いたほどでした。

一場面毎にテーマがあるかのような深みのある今回の作品、その中でも忘れられないラストシーン、
老ガウディが後ろ向きで、動かない、話さない、
・・でも、ガウディの想い、人生が伝わってきました。

背を向けての表現、どれだけ難しいことか。
ジュリーの長年培った表現力を間近で見せつけられた日には(最前列真ん中!)
瞼を閉じるのさえももったいなくて、目が充血;;

1日2ステージの日もあり、歌あり踊りあり膨大なセリフあり、
歌詞を覚えて、振付を覚えて、台詞を読んで、だけでは勿論ダメで、
私ら凡人には想像がつかない位の努力をどれだけされていることか。

自分も身を引き締め直して頑張ろう。
『ガウディ×ガウディ』が再演されることを願って。