今年は75回目の終戦記念日とのことで、ネットを開くと、例年に増して第二次世界大戦当時の記事を多く目にします。 戦禍を潜り抜け、現在生存しておられる方は75歳以上、戦争の記憶があるのはもっと上の年代になるので、もう日本人の多くが戦争を知りません。 ぎりぎり、私の親は80代半ばと戦争の記憶がある年代です。 父からは実家から疎開したことや東京大空襲後の焼け野原の様子を、母からは頭上を飛んでいく戦闘機B29や授業での竹槍訓練のことを、私が小学校の頃よく聞いていました。 私自身は戦争はテレビや映画でしか見聞きしたことが無いので、話を聞いても何だか画面の向こうのような出来事です。空襲警報が鳴るたびに防空壕へ逃げ込んだり、不意打ちで爆弾が上から降ってきたり、もちろんバレエを踊るなんてことは出来る筈も無く、生きるか死ぬかの恐怖に怯える日々・・想像だにつきません。 そう思うと、今のコロナ禍など、戦争体験の恐怖とは比べものにならないでしょうが、 平和ボケしている私達からすると、経験したことの無い恐怖の一つでもあり、いつまで続くか分からない不安が募ります。でも天国在住の母に聞いたら多分、「爆弾が降ってくるよりましでしょうが」と、サラッと返ってくることでしょう。 少々不自由がありながらも、バレエが出来る世の中であることの自覚を持って、今やれることを一つ一つこなしていこうと思います。 さてと筋トレ筋トレ、、
~アルファ コンディショニングバレエ~