先日無事、ジュリー(沢田研二さん)古希ツアー『OLD GUYS ROCK』の千秋楽を迎えました。 昨年7月6日にスタートして今年2月7日まで計67ステージ、完走です。 さいたまスーパーアリーナのドタキャン騒動で世間をお騒がせしましたが、その他はどこも満杯、千秋楽は完売の超満員に終わり安堵です。 今回のツアーは、ご本人にとってもファンにとっても、うんと緊張を強いるステージでした。 何たって、ステージに立っているのはギタリストのカズさんと2人だけ。 昔からずっとバンドサウンドに拘ってこられて、その演奏に慣れ親しんできた先輩ファンの方々には、初日はそれはそれは大きな衝撃でした。ステージ上の仕掛けは何も無し。ギターの音と歌声のみで勝負です。 前回50周年記念ツアーの最後に「この歳になって冒険がしたい」とバンドを解散。次はどんな編成になるんだろうねと、期待を膨らませていたのが、まさかの2人体制。釈然としないファンが少なくない中、ツアーは進んでいきました。 ・・私?自分は音楽劇でのピアノ一本で歌うジュリーの歌声に一撃されてしまった派なので、2人っきりのステージと知った時には思わずニヤリ。じいちゃん、やったね!(先輩方、すんませんすんません;)冒険の始まりに立ち合えて嬉しかったです。 本当のところ、エレキの音での2時間のステージはどうなんだろうと心配でしたが、そんな素人考えは一度聴いたら見事に覆されました。それどころか、ギターと歌声が寄り添い、回を重ねるごとに研ぎ澄まされた新しい音がどんどん生まれ・・なんて、ギターの事など一つも知らないくせにすんませんすんません; ツアーで歌ったのは、ジュリーの歌いたい曲。ヒット曲を沢山並べればそれなりに盛り上がるのでしょうけれど、そんな安易な道を選ばないのがジュリーです。いわゆるヒット曲は最初の「カサブランカ・ダンディ」とアンコールの「ヤマトより愛をこめて」の2曲のみ。 それなら途中でセットリスト変更するのでは?アリーナでは勿論違うバージョンだよね?などとといった声も挙がっていましたが、外野の声などに影響されるまでもなく、どの会場も同じセットリストで行われました。 時にはステージ上でカズさんへのダメ出し、歌い直しもしながら進化していきました。 ある回からは客席の大合唱も加わり、ドタキャン騒動直後はそれまでとガラ
~アルファ コンディショニングバレエ~