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挑戦し続ける人 Vol.3

 
今月、無事に1つ歳を重ねることが出来ました。
生まれて半世紀+4年、ちょこちょこ不具合が出てきているお年頃ではありますが、
大きな病気をせず毎日をスタジオで忙しく過ごせているだけでもありがたく。

そして、とっておきの誕生日プレゼントは・・・ジュリーのツアーファイナル。
6月25日、ジュリー75歳のお誕生日でもありました。
会場は、5年前ドタキャン騒動となった、あの「さいたまスーパーアリーナ」。
リベンジとして満員を目標に掲げたステージが、遂に実現しました!

75歳のお爺さんのコンサート?何?と、若い世代にはもはや想像つかないでしょうが、
生バンド、生歌のロック!客席オールスタンディングですよ~

一体どんなステージだったか・・サプライズの連続でした。
リベンジなんて一言で片付けるようなものでなく、私の稚拙な文章で書き残すのが畏れ多い位に素晴らしかったです!!

初めて足を運んださいたまスーパーアリーナ、(前回自分もドタキャンしてスミマセン‥)
会場は広いながらもステージはシンプルに、楽器以外はリベンジを意味する大きな赤い旗のみ。

ちなみにこの旗は、コロナ禍の2021年5月から始まったツアーでお目見え。本人は特段触れることはありませんでしたが、ドタキャン後のコンサートでのMCを知るファンは「あーあの時の!」とすぐに気が付きました。
当初暫く旗はしぼんだままだったのが、ツアーの回を重ねるにつれ、徐々にゆらゆら翻るようになり、そしてファイナルでは、ステージ中央から「約束の地」へようこそとばかり観客を迎え全開に。
もうね、赤い旗を見ただけでドタキャンからの5年間の記憶が一気に蘇って、開演前から泣かされましたよ。何てぇ仕掛けだ、、

開演早々サプライズ、ジュリーは何と虎の着ぐるみ姿! かっ可愛いい~っ♡
(スンマセンスンマセン;本当に可愛くって‥)

アンコールで登場されると予想されていたザ・タイガースのメンバーが、既にステージでスタンバっています。
・・じゃあ1曲目は? タローさんのギターで始まる「シーサイド・バウンド」!
初っ端からのサプライズに、会場中がキャーーー!!

ジュリーのお歌は、75歳になっても言うまでもなく素敵でカッコ良く。
全部で7曲、途中長ーいMCもあり、半世紀以上も前にタイムスリップな第1部でした。

ザ・タイガースコーナー後の第2部もサプライズは続いて、今ツアーで歌っていないヒット曲が続々。
イントロの1小節でうぉぉと反応しながらもすぐ手拍子が始まる、ツアー初日のようでした。
「サムライ」、あんまり素敵過ぎて、もし前の席だったら鼻血出してひっくり返ったかもしれず(笑)、、

音楽劇をきっかけけにジュリーファンとなった私的には一生忘れられないであろう、
アンコールでのアカペラ「河内音頭」、
合いの手に、ジュリーの音楽劇に出演されていた役者さん達20数名がずらりステージに登場。
(演出家のマキノノゾミさん、アコーディオンのcobaさん、元バンドメンバーのグレースさんも!)
歌い終わるとジュリーが全員を一人ずつフルネームで紹介されたのですけれど、最後の音楽劇上演はもう6年も前。人の名前が出難くなるお年頃なのに(そっちですか;)、キャリアに関係なく共演者の方お一人お一人を今も変わらず大切にされているんだなぁ・・と、
河内音頭で私、そこまで泣く?級の涙涙でした、、

一徳さんがワゴンで運んできた極小(!)バースデーケーキを前に歌ったハッピーバースデー、
アンコール最後の「ラヴ・ラヴ・ラヴ」は指でLの字を左右にゆらゆら、
「ラヴ・ラヴ・ラヴ」は、50年来ファンの先輩方にとって思い入れのある曲でもあり、
ステージと1万9千人の観客の熱気を感じながら、この時をこの会場で過ごせたのは何と幸せなことか。

3時間以上にもわたるステージに、涙ぐまれながらガッツポーズのジュリー。
改めて、75歳おめでとうございます!

強いて言えば、約束の地で「約束の地」が聴きたかったなぁ・・・
と、新参ファン(2012年産)の戯言でお許しを。


ノーカットで再放送される模様↓
wowow放送 8月24日(木)18時~ 再々放送決定!12月16日(土)19時30分~
https://www.wowow.co.jp/detail/191250