東京シティ・バレエ団の『白鳥の湖』を観に行きました。 4年前に創立50周年記念公演で上演した、藤田嗣治氏の舞台美術版での再演、 当時はスケジュールが合わず行けなかったので、再演を心待ちにしていました。 4階席から観た舞台美術は・・何と悲しいことに背景の上3分の2位が見切れてしまい(苦笑)、 それでも心の目で、舞台の空気を一杯感じることが出来ました。 上階からの見どころは、何といっても白鳥達の踊り。 本バージョンは照明も素晴らしくて、本当に湖の水面上に白鳥達が浮かんでいるようでした。 それもただ美しいだけでなく、深夜の森と憂いの双方が交じり合ったようなグリーン系。 第4幕は東京シティ・バレエの独自の演出で、白鳥の群舞を観て涙したのは私、初めてではないかと。 体調不良者続出で配役交代が多かった今回、それでも踊りが乱れる場面など無く、 カーテンコールは拍手大喝采で会場内溢れました。 立ち上がるのは我慢しましたが、本当ならスタンディングオベーションとなっても良い位です。 コロナコロナで緊張感の中、ココロがふっくらになりました(体も・・)。 上演に携わった全ての方に感謝(*´▽`*)