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バレエの肝

9月の終わりから5日間にわたって、ボリショイ・バレエアカデミーの教師講習を受講しました。
春に続いて2度目の参加、今回もオンラインで行われました。

回転の基礎とポーズを中心に5日間、アカデミーの現役2年生、4年生の子供たちとカヴァレンコ教授の実演で、驚くほどの土台の部分から練習していく過程を見せていただきました。

回転はいきなり回転に持っていくのではなく、バーで体の向きを変える所から入ります。
これまでスタジオでも何度となくしてきたことですが、立ち止まらず通り過ぎてました;超肝の部分でした、、

ポーズは、腕の形を作るだけでなく、動きの導線、芯を通す、方向の認識、目線を定めるなど、空間の中でどのように行っていくかの訓練になります。
今後人前で踊る機会が出来た時に、踊りが只の振りをなぞるだけのものになるか、バレエとして説得力のあるものになるのかの違いとなっていきます。
方向を認識する練習は、方向音痴の改善策にもなり認知症予防にも良いかもしれません。
(ウチのスタジオはむしろこちらの効果が⁈)

1ヵ月スタジオをお休みし、久々のレッスンは・・これまで覚えたことが薄らいでしまったようで(誠に申し訳ありません;;;)、暫くの間復習に費やしつつ、肝を暖めてまいります。