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大人のポワント

大人からバレエを始める方にとって、トウシューズを履いて踊るのはやはり憧れです。
はて我がスタジオ、ポワントクラスはいつから始めていたっけか?と過去のブログを辿っていくと、2008年1月からでした。教室をスタートしたのが2006年1月だったので、割と早くから始めていました。
現状から見るに、もっとゆっくり始めても良かったかも、と今更ながら。

大人のバレエで最も気を付けなくてはならないのが、レッスン中のケガです。
バレエシューズでのレッスンなら、ケガをするような無理をしなければ、誰でもトライすることが出来るのに対し、トウシューズでのレッスンは、ある程度訓練を経てフルポワントで立てる準備が整っている事が前提となり、安全を重視することで間口はぐんと狭くなります。

・・・とはいえ、歳を重ねれば重ねるほど体は衰えていきます。若いうちはいいのですが、40代、50代ともなると特に感じるのは足元。どんなに鍛えていても、日々少しずつ衰えます。ケガでもしたら一気にきますね・・(悲)
ポワントで立つにはまさに足元、脳から一番遠い爪先への神経伝達コントロールで、歳と共に鈍ってきます。となると、履きたい!と思ったら、一日でも早くポワントを履き始めねばですよ。衰えを食い止めながら更に美しく、、

こんな思惑があって、バレエの本来のメソッドからは外れてしまうこととなりますが、少しコンセプトの違ったポワントクラスを一つの試みとして、小さく今月から始めてみようと思います。
果たして世に受け入れられるのか、案ずるより産むが易し。気合いだー!